飯野賢治の300万本売れるRPG(仮題)

飯野賢治さんはゲームクリエイターです。
カリスマとも言える存在でしたが、2013年に心不全で亡くなられました。
「300本売れるRPG(仮題)」は、そんな飯野さんが開発を進めており、そしてお蔵入りとなったゲームです。


私が飯野賢治さんがこのゲームの開発を進めていたことを知ったのは、十数年前の週刊ファミ通でした。
ファミ通に連載をされていた、「おとなのしくみ」という鈴木みそ先生の漫画に飯野さんが登場をしていたのです。
その回は飯野さんとの対談を漫画化したもので、その話のオチとして飯野さんが300万本RPGの構想を練っていることが発表されたのです。
ファミ通のゲーム発売予定表に、「300万本売れるRPG(仮題)」が掲載をされたのはこの回よりも後のことだったと記憶しています。
ゲームタイトルが列挙されるその予定表に、「300万本売れるRPG(仮題)」と掲載をされているのは異様でした。

300万RPGの対応機種は、ドリームキャストです。
ドリームキャスト自体がこの回が掲載された時点で300万台も売れていませんでした。
調べてみたら、結局国内で300万台を上回ることは無かったようですね。
本体が300万もない・・・ということは、本体ごと購入を促すようなもの凄いRPGを作るつもりだったのでしょう。
当時プレステよりドリキャス派だった私は、飯野さんの発言にわくわくしていました。
しかし結局制作は頓挫されてしまい、世に出ることはありませんでした。
このゲームに関しては情報がほとんど出回っていないので、一体飯野さんはどんなゲームを作ろうとしていたのか見当も付きません。
ドラクエやFFのような本格物だったのか、ドリキャスのインターネット機能を活用したものなのか。
ゲーム業界に何か起こしてやろうとギラギラしていた飯野さんをもう見れないのは、非常に残念です。

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